コーティング剤を自社開発する理由

高品質なコーティングは施工が難しくあまり開発されることがない。 色々なガラスコーティング剤がありますが、強固な皮膜を形成する性能の高いコーティングほど施工が難しく、万が一失敗した場合のリカバリー難易度も高くなってしまいます。 液剤メーカーからすれば、①や②のようなコーティング剤を作った方が売れるので③のようなマニアックなコーティング剤を作るメーカーさんはほどんどおられません。 なぜなら、難しくて施工できる職人が少ないからです。 ① 誰でも簡単に施工できるが品質は低い市販用コーティング② 市販品よりは施工が難しいが、性能もそこそこ良いプロ用コーティング③ 施工が難しく失敗した場合のリカバリーも難しいが高品質なプロ用コーティング 売れないのであれば、コストをかけて開発するメーカーさんも少ないでしょうし最高の品質を求めるのであれば、自分で作るしかないのです。その分、施工は難しく時間はかかりますが、我々が求める高品質なコーティング剤です。
新車でも磨く?

新車はキレイは間違い!残念なことに新車のほとんどは磨かずにコーティングされています。 新車はキレイだからコーティングを塗るだけでいい、新車のクリアーを削るのはもったいないから磨かない方がいい。 これはどちらも間違いです。 まず、新車の塗装はキレイと思われる方が多い(昔よりは少なくなったような)ですが、実際にNOJに入庫いただきブースに入れると、かなりのお客様がキズや水アカの多さにビックリされます。 しかしこれはメーカー様批判ではなく、致し方ないことだと思っております。車は製造ラインで塗装されてからずっと箱に入れている訳ではないので、納車されるまでにキズや水アカを全く付けないなど無理な話なのです。ですが、そのままコーティングをしてしまえば、キズや水アカはコーティングの中に閉じ込められてしまうので、仕上がりがイマイチだったり、コーティング剥がれの原因になってしまいます。 クリアーを磨くのはもったいないというのは一理あります。下地をキレイに作るためとは言え、ガリガリ削ってしまってはクリアーが減ってしまい耐久性の低い塗装になってしまいます。 ここで重要なのが磨き技術です。 この磨きを入れれば何マイクロメートル(ミクロン)のクリアーが削れるかを理解し、最小限の磨き幅でキズや水アカを除去することができる技術があれば、新車のクリアーを最小限の負荷で最高の状態に仕上げてからコーティングを施工することが可能になるのです。 こちらの動画をご覧いただければ、その差がおわかりいただけるかと思います。